代替療法の種類
芳香療法以外にも、食事療法(サプリを含む)、ハーブ療法、運動療法、漢方療法、またメンタルな部分のケアの心理療法も含まれてくると思います。
もしも病院にかかっている場合は、必ず相談の上で進めていかなくてはならないと思います。
植物療法の歴史
日本も昔は薬草を煎じて飲んだり、葉を痛む部分に張り付けたりと、当たり前の様に植物と共に暮らしていました。
その植物の化学成分と同じ物を、化学的に合成した物も薬に入っていたりします。
植物はその成分の一つずつを取り出して、取り出した物をまた一つ一つ足していっても、元の植物にはならないと言われています。
1+1は2にはならないのですね。
そのままの植物のエネルギーをいただくこと
例えば、ラベンダーの中の同じ成分を、化学的に作ったとしましょう。
酢酸リナリル、リナロールなど、それぞれ化合物を作って全部まとめても、元の植物のラベンダーには適いません。
その部分部分の合計よりも、植物全体の方が上回るのです。
「そのままをありがたく頂く」
「植物のエネルギーを頂く」
この素晴らしさを、実感していただきたいと思います。
自分の身体の感度をあげていきましょう
自分のこと、見ていますか?感じていますか?
頑張り過ぎているとそれに気が付かず、強張りが常にあると感じなくなってしまうこともあります。
毎日入浴をする際に、頑張ってくれた手や、脚、内臓などに触れてみるのも良いのではないでしょうか。
冷たいと感じる部分を温めてあげる。
強張りをさすってあげる。
寝る前にはオイルでケアをしてあげる。
そんなことの積み重ねで、思いの外、心が軽くなることもあります。
眠れるようになることもあります。
悩んでいたことが、どうでも良くなることもあるかもしれません。
精油の薬理効果
精油の知識があれば、そこにプラスαのことが出来ますね。
むくんでいると思えば、ジュニパーやクラリセージでケアをします。
冷えている場所は、スイートマジョラムや、オレンジスイートなどでケア。
痛みがあれば、ラベンダーやバジルなど、筋肉痛もその日にケア。
ケアをすることで、身体の具合の確認をすることが出来ます。
病院のお世話になる前に、出来ることはたくさんあるかもしれませんね。
植物の1滴のパワーをいただいて、元気になりましょう。
どんな代替療法を行うにしても、人から言われたからではなく、自分で心地良いと思うことを続ける。それが一番だと思います。
食事も同じ。
体に良いから食べるのではなく、食べたいと感じることが大事ではないでしょうか。
私はたまたまそれが、アロマセラピーだっただけのことです。
すでに生活の一部で、当たり前のようになっています。
知れば知るほど深いアロマの世界を、皆さんにも是非感じていただきたいと思います。
皆様のより良い生活のために・・・・・
ナチュラルライフカレッジ アロマラブ 宮澤知子